VALORANTタップ・バースト・スプレーの撃ち分けを公式値で集約
この記事の要点 ・ヴァンダルは全距離ヘッド160即死・初弾誤差0.25°・精度保護6発、ファントムは15mでヘッド156→140に減衰・初弾誤差0.20°・精度保護8発・連射レート11発/秒と公式値で性質が分かれます。 ・距離帯×敵人数の2軸で、遠はヴァンダルのタップ、中はバースト、近の複数敵はファントムのスプレーという使い分けを公式スペックから導出しました。 ・この対応表は公式値からの導出・目安であり、Riotが距離別に射法を指定した一次データではない点を明示します。
VALORANTで撃ち合いの勝率を底上げする近道は、武器の公式挙動を理解したうえで距離と敵の人数に応じて射法(タップ・バースト・スプレー)を切り替えることです。この記事では、ヴァンダルとファントムの公開スペックを1つの表に集約し、距離帯と敵人数の2軸から推奨射法を導く対応表を編集部で構造化しました。数値はすべて公式・準公式の出典に基づき、推奨射法は公式値からの導出として明示します。武器選択や練習の全体像はVALORANT完全ガイドから各論へ進むと位置づけが掴みやすくなります。
ヴァンダルとファントムの公式スペックはどう違う?
結論は「ヴァンダルは威力と遠距離、ファントムは初弾精度と連射の近中距離」という棲み分けです。ヴァンダルはヘッド160で全距離1発即死(ノーペネ前提)、ファントムは15mでヘッドが156から140へ減衰し、15m超ではヘッド1発即死ができなくなります(残HP約10)。一方でファントムは初弾誤差0.20°・連射レート11発/秒・精度保護8発と、近距離の連射と初弾精度で上回ります。
この性質差が、そのまま射法の使い分けの根拠になります。まず両武器の公式値を1表に集約します。
| 項目 | ヴァンダル | ファントム | 出典 |
|---|---|---|---|
| ヘッドダメージ | 160(全距離・減衰なし) | 156(0-15m)/140(15m超) | playvalorant公式Data Drop/Hotspawn |
| ボディダメージ | 40(全距離) | 39(0-15m)/35(15m超) | Hotspawn/allvalorant.gg |
| 15mヘッド即死 | 全距離で可(160即死) | 15m以内のみ可・15m超は不可(残HP約10) | playvalorant公式Data Drop |
| 連射レート | 9.75発/秒(ADS 8.775) | 11発/秒(ADS 9.9) | MetaBot.GG/Hotspawn |
| マガジン | 25発 | 30発 | MetaBot.GG/Hotspawn |
| 初弾誤差 | 0.25° | 0.20°(約20%正確) | MetaBot.GG/esports.net |
| 精度保護(protection) | 最初の6発 | 最初の8発 | esports.net |
| 価格 | 2900cr | 2900cr | MetaBot.GG |
| リコイル傾向 | 縦上昇→横振れ・制御難 | 縦横安定・近中で制御容易 | bo3.gg/esports.net |
距離区切りについては出典で表記が割れます。Riot公式Data DropとHotspawnは15m・30mを閾値とし、集約サイトのMetaBot.GGは簡略化して0-20m/20-50mと表記します。本記事は公式の15m/30m基準を主とし、20m表記は簡略版として扱います。
タップ・バースト・スプレーは何が違うのか?
射法の違いは「1回の入力で何発撃ち、精度保護の枠をどう使うか」です。タップは単発で初弾誤差(ヴァンダル0.25°/ファントム0.20°)が最小化される止まり撃ち向き、バーストは3-5発を精度保護(ヴァンダル6発/ファントム8発)の枠内で撃ち切る射法、スプレーは保護枠を超えてリコイルパターンの制御が必要な連射です。
精度保護とは、撃ち始めの数発が誤差を抑えてまっすぐ飛ぶ仕様を指します。ヴァンダルは6発、ファントムは8発まで保護されるため、バーストの上限弾数の目安が武器ごとに変わります。移動精度の前提として、Walk時の移動誤差は3、Run時は6(v9.10以降)で、いずれの射法も止まってから撃つのが前提です。
- タップ(単発):初弾誤差が最小。止まり撃ち・遠距離向き。ヴァンダルのタップは160即死で遠距離が理論上最強。
- バースト(3-5発):精度保護の枠内で撃ち切る。中距離向き。ヴァンダルは保護6発内で4-5発が収まる。
- スプレー(連射):保護枠を超えリコイル制御が必要。近距離・複数敵向き。連射の速いファントム(11発/秒・保護8発)が有利。
距離と敵人数で射法をどう選ぶ?
結論は「遠はタップ、中はバースト、近の複数敵はスプレー」を基準にし、武器の性質で微調整します。ここからが本記事の核となる導出で、武器ごとの公式値(減衰閾値・精度保護弾数・連射・初弾誤差)から距離帯×敵人数の推奨射法を組み上げました。下表とその後の図がその対応表です。
| 距離帯 | 敵人数 | 推奨射法 | 推奨武器寄り | 根拠(公式値) |
|---|---|---|---|---|
| 遠(15-30m+) | 単体 | タップ | ヴァンダル | ヘッド160で全距離即死/ファントムは140で1発即死不可(残HP約10) |
| 遠(15-30m+) | 複数 | タップ→必要時バースト | ヴァンダル | 初弾誤差最小化を優先・連射は誤差増。減衰のないヴァンダルが安定 |
| 中(7-15m) | 単体 | バースト(3-5発) | 両武器可 | 精度保護内(V6発/P8発)で撃ち切れる・初弾誤差V0.25/P0.20 |
| 中(7-15m) | 複数 | バースト→スプレー移行 | ファントム寄り | 連射11発/秒・保護8発で2人目への移行が速い |
| 近(0-7m) | 単体 | スプレー or バースト | 両武器可 | 距離が近く減衰差が出ない・初弾を当てれば追撃容易 |
| 近(0-7m) | 複数 | スプレー(連射) | ファントム | 連射11発/秒・保護8発・マガジン30発で複数敵を撃ち抜きやすい |
この対応表は公式スペックからの導出・目安であり、Riotが「この距離はこの射法を使え」と指定した一次データではありません。実戦の体感差は順次検証して追記します(実測値は順次追加・現状は公式値/目安)。距離帯の境界も出典で15m/30mと20m/50mに割れるため、近中遠の数値は目安として運用してください。
なぜ遠距離はヴァンダルのタップが有利なのか?
理由はヘッド減衰の有無です。ヴァンダルはヘッド160で全距離1発即死しますが、ファントムは15mを超えるとヘッドが140に減衰し、ヘッド1発では倒しきれず残HPが約10残ります。遠距離では1発で確実に仕留められるヴァンダルのタップが理論上の最適解になります。
ただしこの優位は初弾を当てられることが前提です。ファントムは初弾誤差0.20°と連射の速さでエイムのブレを補いやすく、遠距離でも初弾を安定して当て続けられるプレイヤーならファントムでも十分に撃ち勝てます。減衰を理由にヴァンダルを絶対視せず、自分の初弾安定度で選ぶのが現実的です。止まって初弾を当てる技術はカウンターストレイフで止まって撃つ技術で基礎から固められます。
なぜ近距離の複数敵はファントムのスプレーなのか?
理由は連射レートと精度保護弾数とマガジン容量の3点です。ファントムは連射11発/秒(ヴァンダルより約13%速い)、精度保護8発(ヴァンダルより2発多い)、マガジン30発(ヴァンダルは25発)で、複数の敵を連続して撃ち抜く近距離戦に向きます。15m以内ではファントムが減衰前のフルダメージ(ヘッド156)を保つため、近距離はファントムの性質が最も活きる距離帯だと公式スペックから導けます。
近距離では減衰閾値(15m)に達しないため、ファントムのヘッドダメージも156を保ちます。連射が速く保護枠も広いので、1人目を撃ち抜いた勢いのまま2人目へ照準を移しやすいのが利点です。これは特定プレイヤーの体感ではなく、連射・精度保護・マガジン容量という公式値から導かれる構造的な優位です。スプレーのリコイル制御そのものは、止まって初弾を当てる練習と並行して反復するのが効率的です。エイム全体の練習配分はエイム練習ルーチンの三本柱に落とし込めます。
射法の使い分けはエコノミーとどう関わる?
射法選択は弾の消費とリロードのリスク管理を通じてエコノミーに直結します。スプレー多用はマガジンを早く消費し、撃ち合いの直後にリロードが必要になる確率を上げます。ヴァンダル25発・ファントム30発という容量差も、複数敵を相手にする局面でのリロード判断に影響します。
無駄弾を減らすほど、次のラウンドで武器を維持しやすくなり、フルバイ/エコの判断にも余裕が生まれます。距離が遠いのに連射でばらまく、近距離なのに1発ずつタップして処理が遅れる、といったミスマッチはキルを逃すだけでなく経済的にも損です。ラウンドごとの買い物判断の基礎はエコノミーの基本で整理しています。射法は「当てる技術」、エコノミーは「武器を維持する判断」と切り分けて伸ばすと噛み合います。
よくある質問(FAQ)
Q. 結局ヴァンダルとファントムどちらを使うべき?
A. 遠距離で1発即死を取りたいならヴァンダル(全距離ヘッド160)、近中距離で初弾精度と連射を活かしたいならファントム(初弾誤差0.20°・連射11発/秒)が公式値上の目安です。遠距離でも初弾を安定して当てられる人はファントムでも撃ち勝てるため、最終的には自分の初弾安定度で選ぶのが現実的です。
Q. バーストは何発まで撃っていい?
A. 精度保護の枠内が目安で、ヴァンダルは6発・ファントムは8発まで保護されます。中距離ではヴァンダル4-5発が保護6発内に収まる撃ち切りやすい弾数です。保護枠を超えるとリコイル制御が必要になり、スプレーの領域に入ります。
Q. この距離別の射法は公式が決めた正解?
A. いいえ。本記事の距離帯×敵人数の対応表は、公式スペック(減衰閾値・精度保護弾数・連射・初弾誤差)からの導出・目安です。Riotが距離別に射法を指定した一次データではありません。実戦での体感差は実測値を順次追加していきます(現状は公式値/目安)。
出典(公式・準公式)
- VALORANT公式 Data Drop: Phantom vs. Vandal — playvalorant.com
- Hotspawn — Phantom Vs Vandal: Which Is Best In 2026?
- MetaBot.GG — Phantom / Vandal Stats & Guide (2026)
- esports.net — How to Spray on Valorant: Vandal vs Phantom Spray Patterns
- bo3.gg — Valorant Spray Patterns and Recoil Control Guide
- allvalorant.gg — Phantom Valorant Guide
※武器スペック・ダメージ減衰・距離閾値はパッチで変更される場合があります。最新値は公式サイト/ゲーム内でご確認ください。距離別の推奨射法は公式値からの導出・目安であり、一次実測ではありません(実測値は順次追加)。

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